こんにちは!今回は、PHPの str_pad() 関数に焦点を当て、文字列のパディング(埋める)について学びましょう。この関数は、指定した長さになるように文字列を埋めるのに便利です。
基本の使い方
str_pad() 関数の基本的な構文は以下の通りです。
string str_pad ( string $input , int $pad_length [, string $pad_string = " " [, int $pad_type = STR_PAD_RIGHT ]] )$input: パディング対象の文字列。$pad_length: パディング後の文字列の長さ。$pad_string: パディングに使用する文字列。デフォルトは空白。$pad_type: パディングの位置(STR_PAD_RIGHT、STR_PAD_LEFT、STR_PAD_BOTHのいずれか)。デフォルトは右側。
例: 基本的なパディング
$text = "Hello";
$paddedText = str_pad($text, 10, ".");
echo $paddedText;
// 結果: Hello.....この例では、文字列 “Hello” を右側にドット(.)で埋めて、長さが10になるようにしています。
例: パディングの位置を変更
$text = "Hello";
$paddedText = str_pad($text, 10, ".", STR_PAD_LEFT);
echo $paddedText;
// 結果: .....Helloこの例では、文字列 “Hello” を左側にドットで埋めて、長さが10になるようにしています。
例: カスタムのパディング文字列
$text = "Hello";
$paddedText = str_pad($text, 10, "*");
echo $paddedText;
// 結果: Hello*****この例では、文字列 “Hello” を右側にアスタリスク(*)で埋めて、長さが10になるようにしています。
注意点
STR_PAD_RIGHTは右側、STR_PAD_LEFTは左側、STR_PAD_BOTHは両側にパディングを行います。- パディング文字列の長さが指定の長さを超えても、必要な分だけしかパディングされません。
str_pad() 関数は、文字列の整形や表示の際に特定の長さに揃えるのに役立つ便利な関数です。お好みのパディング文字や位置を指定して、柔軟に文字列のフォーマットを行いましょう。
