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略歴
はじめまして、「tomoyuking」です。
これまでの、経歴を簡単ではありますが、まとめています。
初めの会社
1997年に社会人に。就職氷河期の中、運良く何社か内定をもらうことができました。その中から、行きたい会社を選んだ訳ではなく、初めに内定通知を受けたところに入社しました。若かったせいか、律儀に最初の内定通知でそのままOK返事をしてしまいました。ただ、この選択が現在の自分を作ったキッカケかなと思っています。
初めの会社でプログラミングの基礎を学びました。当時は、まだインターネット黎明期。いわゆるオタクちっくな人たちが多かったような気がしました。入社後に、初めてWindows95を触った時はパソコンが使いやすくなったと感動したのを今でも覚えています。それまでは、UNIXなどを使っていたため、圧倒的なGUIがコンピュータの可能性を大きくしたと感じた。
初めて仕事で使った言語は「C言語」。その後、統合開発環境の「VisualC++」を用いて様々な開発を行っていくことになった。当時は、現在のようにインターネットで何でも調べることが出来る時代とは違い、マニュアルはCD-ROMからHDDに完全コピーをするMSDNを入れていないと仕事にならなかった。つまり、今のようにやり方の手本がほぼなく、チュートリアルだけで、開発を行わないといけない時代だった。なので、当時はスラスラと関数をタイピングすることができた。
C言語は動的にメモリの確保を行わないといけなかった。今考えると、至極当然と思えるが、当時の僕は理解が全然できていなく、訳が分からない状態だった。しかし3年後、ある日突然、頭の中で何かかが閃き、昨日まで分からなかったメモリの内容が何故だか分からないが、一夜にして、理解でき、自分のものになったのを今でも覚えている。そうそれは、まさしく壁を、大きな壁を乗り越えた瞬間だった。
その日からは、当時、自分よりも遥か雲の上の存在だと思っていた、先輩たちと一緒のレベルで話が出来るようになった。この経験が、今日も活きているような気がしています。
そんな初めの会社とも4年目にお別れすることになりました。
フリーランスとして独立
フリーランスとなった2000年、仕事は引き続き、引き受させてもらえました。ここから第一歩のところだったので、当時の営業担当者には、感謝しかありません。
会社員だった時とフリーランスに変わったことによる、大きな違いはやはり責任は何があろうが全て自分にかかってくるという事です。これは、本当に何があってもです。最終的な責任は全部自分が面倒を見るつもりで取り組まないと、全てがうまくいかないと思います。もちろん順調なときは問題がありませんが、問題が出たときにとたんに対処ができなくなると思います。なので、例えば複数人のフリーランスと手を組んで仕事に取り掛かったとしても、最終的には自分でなんとかする必要がどこかで出てくると思います。精神面では、追い詰められる場面も出てくるかもしれないという気持ちが必要かなと感じていました。
ただ、フリーランスのメリットは、①時間に余裕を作ることができる、②見返り(給与)が会社時代よりも良い。この2点は全てのフリーランスの人が感じることではないかと思います。
もちろん①の時間に余裕が出来るは、それなりの技術力と計画性がないと、なかなか上手くいかないとは思いますが、数年経てば経験が活きてくるので、それなりに余裕を持った形で仕事を進めることが出来るようになります。私は3年ほどかかりました。
ただ、初めのうちはなかなか上手くいかないもので、常に仕事をしているような感じでした。残業も今では考えられないくらいしていました。その経験のおかげといえるのか分かりませんが、現在は、どんなに忙しくても忙しいとは思わなくなりました。よく大人が言う「若い内は苦労を買ってでもするべき」というのはなんとなく分かる気がします。そんなに働いていると、その残業分も給与に跳ね返ってくるので、たくさん貰えるのですが、使う時間がなかったのを記憶しています。
結局フリーランスは5年で止めてしまうのですが、ひょんなことから、エンジニアではなく、現場作業員も半年ほど経験しています。知り合いに現場の親方がいて、人手不足というのと、ちょうど自分が仕事が空いていたので、応援のつもりで働いてみたのですが、なかなか仕事が面白く、気がつくと半年も現場の作業をしていました。色々な職種を経験するのはとても良いことだと今でも思います。いろんな人との繋がりも増えていきました。
再就職
そんなフリーランスとも、別れを告げて、再就職をすることとしました。再就職は2005年で29歳の時でした。当時は再就職のギリギリのタイミングだったかなと思います。
再就職先の会社は、昔ながらの古い習慣がある会社です。ただ、良い部分も沢山あり、一長一短な部分がどの会社でも存在するんだと感じています。
入社後は、Web系の分野のエンジニアを努めて、色々な自社サイトや自社サービスの立ち上げに関わってきました。仕事では、それなりの立場を与えられ、中心的な位置で仕事をさせてもらえたのは、本当に嬉しかったです。これは色々な人との関わりがあったからだと思います。ちょっとは自分の今までの努力があったかなとも思っています。
現在も同じような立場で仕事を行っていますが、ちょっとだけ心の変化があり、与えられた仕事の中で仕事を作り悔いの内容に日々の仕事に取り組んでいる今日このごろです。
後輩もそれなりに出来てきたので、育成なども業務の一環になってきていますが、後輩がレベルの上がった時は、自分のレベルアップよりも、こんなに嬉しいものなのかと思ったのが最近の新しい経験です。
そして
これまでの経験を活かして色々なものを残せていけたら良いなと思って、このブログ運営を初めたいと思います。
よろしくお願いします。
tomoyuking