PHPの開発において、配列の要素をソートしたい場面があります。そのような場合に便利なのが、sort()
関数です。この記事では、sort()
関数の使い方と役割について解説します。
sort()関数の概要
sort()
関数は、配列の要素を昇順にソートします。つまり、要素を小さい順に並べ替えます。
使用例
以下の例では、$numbers
配列をソートしています。
$numbers = array(5, 3, 8, 1, 4);
sort($numbers);
print_r($numbers); // Array ( [0] => 1 [1] => 3 [2] => 4 [3] => 5 [4] => 8 )
注意点
sort()
関数は、配列の要素を直接ソートします。元の配列が変更されるため、必要に応じて別の変数にコピーしてからソートすることが推奨されます。
$numbers = array(5, 3, 8, 1, 4);
$sorted_numbers = $numbers; // コピーを作成
sort($sorted_numbers);
print_r($sorted_numbers); // ソートされた配列
print_r($numbers); // 元の配列は変更されていない
逆順でソートする
配列を逆順でソートしたい場合は、rsort()
関数を使用します。
$numbers = array(5, 3, 8, 1, 4);
rsort($numbers);
print_r($numbers); // Array ( [0] => 8 [1] => 5 [2] => 4 [3] => 3 [4] => 1 )
まとめ
sort()
関数は、PHPで配列の要素を昇順にソートするための便利な関数です。配列を操作する際に、要素を順番通りに並べ替える必要がある場合には、ぜひこの関数を活用してみてください。